女性の便秘の原因の1つに病気が影響することがありますが、そのようなケースのことを器質性便秘と言います。
その器質性のもの、病気と関係してくるものが潰瘍性大腸炎というものがあります。
これが影響することで便が詰まったりすることもあります。
潰瘍性大腸炎というのは、指定難病にされているもので、大腸の内側の粘膜にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患の事になります。
症状としては腹痛が起こるのですぐに自覚することができますが、それ以外に便に血が混ざったり、または下痢や便秘などを繰り返していくようになります。
そして大腸から直腸までと全体に広がりを見せるようになります。
その進行具合によって分類されることになります。
この病気の疾患になっている人は、166,000人ぐらの人口で、年々とその数を伸ばしているような感じです。
欧米から比べると、また少ないことになりますが、男性も女性もピークは20歳~29歳ぐらいまでとされています。
ただ数字上はこのようになっていますが、高齢の人でもなることがあるようです。
女性の便秘と関係する潰瘍性大腸炎の原因とは?
女性の便秘と関係する潰瘍性大腸炎の原因なのですが、指定難病にされているくらいなので、原因というのはハッキリとしていないところがあります。
免疫が関わっているとされ、その免疫の異常が原因としては考えられています。
また食生活なども深く関わっているようですが、これもハッキリとしたことが分かっていません。
完治させる治療法がまだ見つかっていないことになります。
ただ、免疫と食生活が関わっているようなところもあるので、免疫力を下げない環境、そして規則正しい食生活、この2つはしっかりと対策した方が良いと言えます。
また、それ以外の原因では、遺伝なども考えらえています。
欧米の研究では、この潰瘍性大腸炎の患者さんの近親者が、この病気と関わっている人が20パーセントほどいるとの事です。
これもハッキリとしたものではありませんが、遺伝の可能性も考えらえています。
治療方法としては、薬が一般的になっていますが、その薬が効かない、または状況により手術するようなこともあるようです。
薬にしても確実性のあるものではないので、何とも言えないところですが、中には効果がある人もいるようです。
また改善するケースも多いようですが、また再発することも多いようなので、再発させないめにも普段からの環境も大事になってきます。
どちらにしてもこれが原因で、便秘や下痢になることがあるので、注意が必要です。
食生活には特に注意するようにしましょう。